rikuto tech blog

ゆる〜くやってます

もくもく会の開催ノウハウをまとめた本を書いています

15回開催しました

2022年6月から、会社のオフィスを借りてもくもく会を開催してきました。

openlogi.connpass.com

開催の経緯は、もともと他社のもくもく会に多数参加していて、自分でも開催できそうだしやってみようかなーと思っていました。 Slackのtimesで、会社でやろうかなーとつぶやいたところ、思いのほか反応が良かったんです。 そこで会社に打診したところOKをもらい、人事や他のエンジニアの協力のもと、準備、開催して15回になりました。 今では、告知から当日の運営まで1人でスムーズに行えるようになりました。

意外と考えることが多い

もくもく会なんて、高々10人程度しか集まらないし、誰かが発表することもないし、飲食物の提供もない、非常にシンプルなイベントです。

しかし、初開催から5回目くらいまでは運営が安定せず、終了後に取っていたアンケートで散々に書かれたことがあり、人が集まって何かをするのはそんなに容易なことではないと痛感しました。

小規模なら当日の運営なんて大したことはないと思っていましたが、小規模だからこそ必要な運営の準備があるということがよくわかりました。

小規模イベントならではの開催ノウハウ

準備が必要とはいうものの、もくもく会はシンプルなイベントがゆえ、最小限のコストで開催できるイベントの一つだと思っています。 現に、僕一人でも十分に運営ができるイベントです。 会社で行えば(規模は小さいですが)PRになりますし、自分が他のエンジニアと接点を作るという意味でも、作業に集中する場所を作るという意味でも意義があると感じています。

コストをかけずに開催できるにも関わらず、ちょっとした運営のコツが必要であることは間違いありません。 開催前にそのようなノウハウを少しでも知ることができれば良かったのになーと感じてました。それは、これからもくもく会を開催しようと氏ている人にも、一定の価値のある情報なのではないかとも思いました。

そこで思いついたのが、本を書くことです。

同人誌書きます

もともと、僕の開催するもくもく会に来てくださっている方の中に技術同人誌を書かれている方がおり、自分も書いてみたいなーと思っていました。 そんなとき、もくもく会の開催ノウハウだけで本になるのではと思いつき、目次づくりから始めてます。

そんなに需要ないのかなとも思うのですが、こういうニッチなものこそ同人誌だろ!と思っているのと、会社のオフィスを間借りしているので会社の資産になるので一石二鳥かなーと思っています。

先日、執筆の技術を勉強する会にお邪魔し、同人誌を書かれている先人の方の知恵を頂いてきました。 おやかたさんのLTでは、「本の8割は目次」ということを仰っており、目次が決まってしまえばあとは作業になるという話を聞きました。会場には編集者の方もいらっしゃっていてとても共感されており、「目次って大事なんだな〜」と思いながら聞いていました。そういえば僕の前職はBizDevなのですが、資料を作るときに先に骨子を作れということを散々教わったのを思い出しました。それは本でも同じなんですね。

ということで、目次を書くのに四苦八苦していて、毎晩自分のNotionとにらめっこしてます。 私生活がちょっと忙しく、この春の技術書典、技書博には間に合わなさそうなんですが、秋の技術書典、年明け横浜の技書博には出したいと思っています。

ということで執筆頑張ります!

あと、私生活が忙しい理由の一つは、PHPerKaigiとObject Oriented Conferenceで当日スタッフをやるからです。もし見かけたらぜひ声をかけてくれると嬉しいです!