久しぶりのブログ更新です。
今週の日曜(2022/10/09)はIPAの秋期試験の日で、データベーススペシャリスト試験(DB試験)を受けてきました。
受けた経緯とDB試験の反省と収穫を書こうと思います。
受験した理由
2021/04の春期試験で、応用情報を取得しました。応用情報を取得すると以降2年間、高度試験の一部免除が受けられるので、2年のうちになにか受験しないともったいない気がしたからです笑
高度試験なら何でもいいと思ったわけではなく、せっかくなら少しでも今欲しいと思う知識が得られるものが良かったので、仕事でバックエンドをメインに触っていることを考え、DB試験にしました。
ちなみに、過去に「資格は役に立つか」というテーマで記事を書いてるので、よかったら読んでみてください。
試験対策
本
僕が使ったのは以下の2冊です。
一冊目のiTECの青い本は、同じシリーズを基本情報の受験から使っており、とてもよかったので選びました。 iTECの本は演習問題多めで個人的には好きです。
2冊目は参考書です。大学のテキストみたいな感じでした。 理解が曖昧な分野を補填する目的で、辞書のように使っていました。
勉強
オーソドックスですが、過去問を解く→復習するの繰り返しです。 iTECの青いテキストは過去問の抜粋でできているので、ただひたすらこの本をやっていました。
午前II
形式は4択問題です。 青い本の「午前II」の部分をとにかく繰り返しやりました。
青い本の午前IIだけでも十分だとは思うのですが、過去問と全く同じ問題が非常によく出ます。 本だけではちょっと不安だったので、「データベーススペシャリストドットコム」という演習サイトを使い、移動の電車の中でポチポチ対策していました。
午後I
僕はこの午後Iを最重要視し、もっとも対策をしていました。 というのも、90分で大問2問を解く必要があり、時間が足りなくなる試験という噂をよく聞いていたからです。 また、3題中2題を選ぶ形式で、問題の選択の仕方によっても勝敗が分かれそうな科目でもあります。
問題選びに時間をかけるわけにもいかないので、できればどの問題を選んでもそれなりに解ける状態にしておくべきだなと思いました。 午後Iに関しては、いかに早く、無難に解けるが重要だと感じ、青い本の午後Iの問題を3周くらいしたかなと思います。
午後II
午後Iの試験を長くしたような感じで、2時間で時間の余裕のある試験です。
2題のうち1題を選択する方式で、ある程度過去問通りの問題形式で、年度によって傾向のブレが少ない科目でもあります。
試験1週間前から焦りながら勉強を始めたため、1題に絞って対策して臨みました。
感想
手応え(自己評価)
午前IIは翌日に解答が公開され、自己採点で80点取れてたので大丈夫そうです。
問題は午後Iで、時間内に解き切ることができませんでした。 傾向が大きく変わった問題があり、それに対応しきれなかったかなと思っています。
午後IIはそれなりに解けた気がしますが、午後Iの出来次第では採点されていない*1かもしれません。
久しぶりにノート1冊分の勉強をして臨みましたが、やはり難しいなと感じました。
収穫
試験の出来はイマイチでしたが、過去記事でも書いたとおり、体系的な知識を習得することが目的なので、それは達成できた気がします。 個人的に勉強になったなと思ったところのキーワードを挙げると、
- スーパータイプとサブタイプ
- 表探索、索引探索(Index)
- データページ、データバッファ
- デッドロックと更新順
- ロックの粒度、隔離性水準(Isolation Level)
これらはまたどこかで別記事にしようと思います。
おわりに
試験対策を通して、ある程度知識を得ることが出来たかなと思います。 試験名は「データベーススペシャリスト」ですが、合格したとしても真のスペシャリストになるにはまだまだかかりそうです。
正直、午後Iの出来が悪かったのがかなり悔しいので、もしかしたら来年また受験するかもしれません(落ちていたらですが)
誰かの参考になってくれたら嬉しいです。